2010年10月07日

会津坂下 ゼミ合宿報告記Part1


コミュ二ティ政策学科 川添美央子准教授のゼミに所属している学生から、今年の夏に行われたゼミ合宿の報告がとどけられましたので、ご紹介します。


 この夏、コミュニティ政策学科川添ゼミでは、グリーンツーリズムを軸としたまちづくりを実体験すべく、福島県の会津坂下町で2泊3日の合宿を行いました。今日から3回に分けて、合宿の内容を報告してみます。

都内から高速バスに揺られること約3時間半で会津若松に到着し、そこから車で約30分、会津坂下町役場に着きました。そこではまず町役場の皆さんが、町政の概要について説明して下さり、さらに会津坂下町についての楽しいCMも見せて下さいました。互いの挨拶および簡単な質疑応答を済ませたあと、2組に分かれてその夜の農泊先に向かいました。

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町役場にて


★Kome House での農泊体験をして気が付いたこと

このたび、私たちは五十嵐さんという方のお宅で農泊をさせていただきました。五十嵐さんは自ら有機農業に積極的に取り組んでいらっしゃる方です。
また五十嵐さんのお宅はほぼ自給自足に近い生活を送っておられ米、野菜だけではなくヤギ、ニワトリを飼うなどの必要なものは自ら手に入れるという工夫もされています。

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Kome Houseでの朝食
          
そもそも五十嵐さんが自給自足の生活をするようになったのは、結婚前に添加物だらけの食品を食べ続け、体調を崩されたことがきっかけだそうです。
お話を聞いていて、ふだん私たちが何気なく口にしている出来合いのお弁当などは、本当に安全なのか?どこで誰が作ったのか?農薬はどの程度使われているのか?など自分では全くわからないということに気付きました。

いままで私は自分が食べているものの材料に対してほぼ無関心で生きてきました。食べるということは生きるということの基本です。
だから与えられたものをただ受け取るのではなく、五十嵐さんのように自分に必要なものを取捨選択していく必要があると思いました。(岡野さん)



★そばの里での農泊体験

川添ゼミの合宿では農泊体験をしました。
文字通り、合宿先の会津坂下で暮らしている農家に宿泊させて頂いたのですが、所謂民宿に宿泊するのとは少し異なります。
農泊とは、農家に宿泊して、農家の主人を囲んで食事を共にし、その家族の一員として一日を過ごすということだそうです。

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そばの里  

私たち川添ゼミの男子が一泊させていただいたそばの里は、農林漁家民宿おかあさん100選にも選ばれている、藤川さんのお宅です。そばの里はその名の通り蕎麦の花を栽培し、製粉、製麺にいたるまでご自宅でなさっていらっしゃいます。  

そばの里である藤川さん宅におじゃますると、玄関先に、藤川さんのお孫さんがいて、とても元気に走り回っていました。玄関から上がると、東京のマンションに住んでいる私にはあまり見る機会の無い様な、とても長い廊下に驚き、そして私たちが泊めて頂く部屋に着きました。

部屋に入って荷物を降ろす暇もなく、藤川さんのお孫さんが部屋に駆け込んで来て、初めのうちはゼミ生も驚いて戸惑っていましたが、親戚の家の子供の様だと一緒に遊んでいました。

夕食は藤川さんの農場で作られた野菜や、栽培から製麺まですべて自家製のおそばを振る舞って頂きました。藤川さんの手で調理された作物はどれもとても美味しかったのですが、とくに驚いたのは、ゴーヤの炒め物でした。スーパーで売られているゴーヤとは違い、とても瑞々しいのです。東北でも、ゴーヤは栽培できるのですね。並べられた夕食を見て、とても様々な作物を栽培していることが良くわかりました。  

夜には会津坂下の歴史や地酒、蕎麦の特徴や食べごろなどをご主人が詳しくお話しして下さいました。
私たちは夕食でそばの里のお蕎麦の特徴である、つなぎ使わない蕎麦を初めて食べましたが、口当りがなめらかで、それでいて歯ごたえと腰のある蕎麦をとても美味しくいただきました。
しかし、本来このお蕎麦の一番美味しい時期は収穫のある10月から11月だそうで、その時期に打たれるそばは、すべて蕎麦粉でつくってもちぎれない、瑞々しい蕎麦になるそうです。

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会津坂下のそば粉

夕食でも夜の会話でもすべて農泊のポリシー通りご主人を中心に食卓を囲み、様々な話を伺いました。私はこのひとときを、親戚一同が会する新年会の様に感じました。農家の一員として溶け込む農泊体験、五感全てで満喫させて頂きました。(山田君)
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