今回はそのなかで公務員の消防士を目指しているコミュニティ政策学科1年の越川翔吾さんにお話を伺いました。
1年生 越川翔吾さん
■幼いころから消防士になりたいという夢を持っていたということですが、いつごろからどのようなことがきっかけで消防士を目指そうと思っていたのですか?
越川:はっきりとは覚えていないのですが、幼稚園の時に書いた「将来の夢の本にはすでに「消防士」と書いていました。
以前近所で大きな家事が発生したときに消防隊の方がかけつけてくれた現場を見て感動しました。
また、消防隊の方にお話を伺う機会をいただいたり、職場体験を通じて消防士の仕事を実際に体験したりするなかで、今まで憧れでしかなかった「消防士」のイメージを間近で体験し想像以上に大変な仕事であることが分かったのですが、それでもやはり消防士になりたいという思いが強くなり、消防士になることを決意しました。
■そうだったのですか。職場体験ではどのようなことを体験したのですか?
越川:職場体験ではまず、前日の報告から始まるのですが、整列の仕方から施設の見学、実際に防火服を着せていただいたり、放水体験をさせていただいたりもしました。
また、救出に出動した救急車の中も見せていただき、非常に衝撃的な体験でしたが消防士の仕事に対する意識を高めてくれる貴重な体験をすることができました。
消防士の仕事の真実を知っても、やはり「俺は消防士になるんだ!」と強く思うことができました。
■それはとても大きな体験でしたね。消防士になるためには公務員の資格を取得するための勉強をしなければならないようですが、越川さんは現在どのような勉強をしているのですか?
越川:元々高校生のころから公務員試験の勉強を始めていたのですが、大学では1年生の秋学期に公務員特攻という事業で市政のリアルについて学んだり、公務員講座で試験対策の勉強をしたりしています。
■公務員試験は出題される科目がとても幅広く、勉強しなければならないことが沢山あって大変だと思うのですが、休日にも予備校に通ったり、勉強をしたりしているのですか?
越川:もちろん勉強をしますが、よくスノーボードをしに行ったり、いろいろな映画を観たりとプライベートも充実させています。
■越川さんのように一度に多くのことに挑戦することは簡単にはできないことのように思うのですが、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」を上手に平行する自分なりのコツなどはありますか?
越川:休みの日にも何も予定を立てずにただ過ごすのではなく、1日1日の計画や目標を自分の中に立てて少しずつ実行するようにしています。
■最後に高校生のみなさんにメッセージをお願いします。
越川:勉強や趣味、遊びも大切ですが、俺は「友達」が一番大事だと思っています。友達は大学生活を充実させてくれる存在なので今までの友達はもちろん、大学でできた友達や自分の周りにいる人を大切にしてください。
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